宇治田原に住んでいる中学生から大学生まで
学生たちによる
「まちを元気にする」とりくみ
平成25年8月に行われた東日本大震災支援キャンプ「ふくしまっこin宇治田原」。学生ボランティアで活躍した宇治田原に住む中学生から大学生の若者たち。その活動は当初の目的をこえて、「子どもたちとの遊びのプログラム」・「茶ッピーグッズの製作、販売」・「うじたわら春の学校プロデュース」に発展。そんな若者たちの就職活動を、地域の大人たちがサポートする・・世代を超えての繋がりが出来ています。
未来基金創設にあたって
ふくしまっこin宇治田原プロジェクトは、2011年3月11日に発生した福島第一原発事故以来、屋外での遊びや活動を制限されている福島県の子どもたちに、宇治田原の自然あふれる環境で思いきり外遊びを楽しんでもらいたいと、宇治田原町内で地域おこしや子育て支援、教育に関する活動をしている団体・個人の力が結集されて発足しました。
平成25年の夏、4家族16名を迎え開催し、「元気回復キャンプ」として多くの住民の皆さまからの募金、個人・企業からの寄付金や物資提供により実現することができました。 町内の皆さまの温かいおもてなしや、ボランティア・スタッフの心遣いのおかげで、参加者からは、「家族みんなが、故郷に里帰りしたような気分になりました」と喜びの声をいただいております。このプロジェクトは、たとえ小規模であっても、福島県の子どもたちに安全な環境で遊ぶ場所と機会を提供するキャンプを、継続的に開催していくことを目的としております。ボランティア・スタッフの中には町内在住の中学生から大学生までの学生が多数参加しています。その大学生たちが住民の方々に広くプロジェクトへのご理解とご協力をいただきたいと考え、宇治田原町の公認キャラクターである「茶ッピー」を活用しての企画を立案、宇治田原町役場においてプレゼンテーションのあと、「茶ッピー×ふくしまっこ未来基金」を、平成25年12月に創設いたしました。
この基金は、ふくしまっこin宇治田原プロジェクトの活動資金として福島県の子どもたちに安全な環境で遊ぶ場所と機会を提供するキャンプを継続的に開催する資金として活用させて頂きます。この取り組みにより町内外の方々に、茶ッピーとともに、ふくしまっこin宇治田原プロジェクトの活動について日頃から意識していただくこと、また、この企画を通して、若い世代が積極的にまちづくりに関わっていくことで、町のさらなる活性化につなげることを目指します。この基金の目的は、宇治田原町の公認キャラクター茶ッピーのPR、シール添付商品の購入促進及び、地場産品の新たな販路の開拓により、地域経済活動の活性化を図ることとします。